五月人形は家のどこに飾る?適切な場所とは

五月人形は家のどこに飾る?適切な場所とは
五月人形は男の子の成長と健康を願うものであり、初めてのお節句で贈ることが多いです。
五月人形を飾る場所に決まりはありませんが、格式高い場所である床の間に飾るのが風習となっています。
ただし現代の家は床の間がないケースがほとんどであり、直射日光や空調が当たらないところを選んで飾ると色あせや変色が起きにくくなります。
飾るところに決まりはないものの、台所や浴室などの水回りや玄関は避けるのが無難です。
これは五月人形は伝統工芸品でもあり大変繊細にできており、湿気に弱くすぐにカビが生えてしまうからです。
掃除がしやすく風通しのよい所に置くことを意識するようにしてください。
このほか家族全員が集まるところを選びます。
五月人形のもともとの意味は子供の成長を願うことであり、見守る役目をしています。
リビングなどに飾ることで常に目にすることができるため季節を感じることもできます。
なお方角に関しては飾ってはいけない方向はありません。
どちらの方角でも飾ることができます。
五月人形を処分するときの対処法を紹介します
一般的には、五月人形は子供が20歳になるまで飾るものとされています。
両親に買ってもらった大切な五月人形や祖父母の代から受け継いだ五月人形にも、処分を考えなければならないときがやってきます。
しかし処分する機会は滅多にないものですから、対処法に困る人もいるかもしれません。
自治体のごみ収集に出すのはもっとも簡単な方法ですが、自治体によって出し方が異なり、場合によっては解体して燃えるごみと燃えないごみに分ける必要もあります。
費用はかかりますが、不用品回収業者に依頼すると手間がいりません。
高価な品や綺麗な人形は、リサイクルショップに買い取ってもらうことが可能です。
五月人形が高くて、購入をためらっている友人や知人がいるなら譲るのもよいでしょう。
行事のために、人形を必要としている幼稚園や保育園が近くにあれば寄付すると喜ばれます。
思い入れのある品は、お寺や神社で人形供養をしてもらいましょう。
多少の費用はかかりますが長年子供を見守ってくれた人形に感謝することができ、気持ちよく処分することができます。